自分に合ったシューズ選びをしていわて盛岡シティマラソン2020へ挑む
2017年田沢湖マラソン。
初めてフルマラソンに挑み、3時間58分59秒で完走した。
前エントリーでも記述したが、ハーフ過ぎた辺りからパッタリ足は止まり、後半の大半を「歩き」で進めた。
今までの自分なりの分析では、走り込み不足や、発汗で電解質不足、等を思ってきた。
それも一理である。
でも、「シューズ選定の間違い」という理由もあったと最近思い始めている。
この、初フルマラソンで使用したシューズは、アシックス、「ターサージール5」。
2017年5月の奥州きらめきマラソンで10kmを走り終えてから、4ヶ月間練習で使用してきたシューズだった。
軽くて走りやすく、田沢湖のラストの坂を想定した自分なりの「山コース」でも十分走れる。
考えてみれば当時は、シューズの「履き分け」をする考えがなく、シューズは1足で「足に馴染ませる」事が良いと思っていた。
だから、レースに向けてシューズを選定する、という概念もなかった。
挑んだ初フルマラソン。
前半は快調。向かい風の中もどこ吹く風。
初フルマラソンにしてサブ3.5を狙っていたため、とにかく「1キロ4分58秒」だけ頭に入れて走り続けた。
今回は、シューズの事にだけスポットを当てると。
23キロ付近。
足が売り切れていた。今思えば予兆はその前からあったはずだが、気づかなかったかもしれないし、気づいていたかもしれないけど、行けるところまでと既に思っていたかもしれない。
いずれにせよ、足は止まった。
指で地面を噛む動作が、当時の僕には23キロ付近までしか出来なかった。
スタートから地面を必要以上に噛んで走っていたんだ。
練習で30キロ走を1度はしていたが、レースペースよりも当然遅いし、ただただ30キロを走った、という充実感に満たされ、30キロという距離にだけ着目して、脚の疲労度がどのくらいか、どの部分が特に疲労しているか、自分の身体に目を向けていなかった。
今の自分に合ったシューズでレースに挑むということが大事であるか、今なら以前よりは少しは理解しているつもりである。
いわて盛岡シティマラソン2019ではズームフライフライニットで挑んで自己ベストを出すことが出来た。
それがベスト以上のベストだったのか、ベスト以下のベストだったのか、見極められる眼も鍛えていきたい。
悲しいけど、履き潰したから現在ターサージール5は手元から離れてしまったが、今でもターサージール5は大好きだし、良い思い出ばかり沢山詰まっている。
僕の拠り所のシューズの1足だ。
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